個別記事
2009年01月25日 12:11
日比谷パティオ(日比谷の旧三信ビル跡地、っていうかゴジラ像がある広場の向かいって言った方が通りがいいかも)で先週から行われているテオ・ヤンセンのエキシビジョンに行って来ました。
テオ・ヤンセンはオランダのアーティストで、骨組みだけでできて風を受けて自立歩行するストランドビースト(オランダ語で『砂浜生物』という意味)という作品を作っている人。
あーいや、本人曰くストランドビーストは生物らしいので、生み出している人って事になるのかな。
なんか恐竜の化石のようなクリーチャー然とした造形の骨組みに、たくさんついた足が規則正しくわしゃわしゃ動く様がおもろ格好いいのだけど、文章で説明してもまったく伝わらないと思うのでこちらの動画をどうぞ。
BMW (South Africa). Defining innovation.
会場の客層は男性の割合が結構高くて、やっぱり恐竜博とかに燃えた(萌えた)かつての恐竜好き少年とか、歯車とかレバーとかボタンが大好きな元工作好き男子のハートをくすぐるのかなーなどと思ったり。
思ったより子供連れが少なかったけど、小学生男子なんか連れてったら完全にロックされること間違いなしだと思うんだけどな。
この日は、実際にテオ本人が説明してくれながら動かしてくれるデモが行われたのだけど、屋内っていうこともあって風を受ける羽根は残念ながらしまわれていて、圧縮空気を直接タンク(ペットボトルを再利用して作ってる)に送り込んで動作させてました。
それでも実際ストランドビーストが動きはじめると、観客からはどよめきが起きたりしてましたな。
まあ、みんな何が起きるのか分かって観にきてるとは思うんだけど、やっぱ巨大な工作がどーんてあって、そいつが突然動き始めると、思わずうぉおおーって言いたくなるよねー。
僕も「うぉおおおおうひゃひゃー」と思わず声を上げて、その後ずっと半笑いでした。
テオ本人としては、ストランドビースト達がそれ自身だけで生き延びていけるようになるのが目標らしく、海に近づいていって水を感知すると方向を変えるとか、毎回色々改良を加えているらしいのだけど、今回の目玉は、強風になると尻尾の部分がそれを感知して、尻尾からハンマーで杭を砂浜に打ち込む機能らしく、ここの部分を説明してるときは凄く楽しそうに話してました。
その後の質疑応答も、手を挙げる質問者がいなくなるまで質問に答え続けてくれたり、デモでちょっと壊れてしまった箇所をみんなが観てる前で工具広げて直してたり(展示してた部品を持ってきて直してた)、なんか近所にいる変わり者で有名だけど人の良い発明じいさんというか、そんな感じの雰囲気で、あんまりアーティスト然としてない人でしたね。
その他の展示も、実際に自分で動かせる作品とか過去の変な形の作品たち(『化石』と本人は言っていた)とか、色々あって面白かったです。
もうちょっと実際に動いてるものが観れるとよかったけどね。
なんとなく、スターウォーズの影響を感じたりもした(これなんか正にそんな感じ)けど、過去にはUFOを実際に飛ばす試みをしたりしてたらしいので、もしかしたらそういうSFとかが好きだったりするのかな。
テオ本人はいないけど、デモンストレーション自体はずっとやってるみたいなので、興味のある元恐竜博士や歯車好きは行っといた方がいいんじゃないすかね。
3月までやってるそうです。
で、カタログとDVDのどちらを買うか散々迷って、結局DVDを購入。
やっぱ動いてるとこを観れないと意味ないしね。
でもアートワークとかデザインはカタログの方がいいんだよなー・・・。
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