Aチーム観てきましたよ(国民の義務)
2010年08月25日 01:31
今話題の(僕の中では今年最大の話題)映画、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」観てきましたよ。
オリジナルのTVシリーズ毎週欠かさず見ていた思い入れのある(ありすぎる)身としては、映画化したら面白くなりそうだなあとずっと思ってたので、非常に期待してたわけですけど(Aチームの面々の面構えもそれなりに納得できたし)、何というか、かなり不満の残るイマイチな出来でした。
僕が観た回は恐らく元のTVシリーズをまったく知らないであろう中高生が多かったんだけど、劇場出る時の周りの雰囲気も割とそんな感じだったので、たぶんオリジナルと違うからとかっていうわけでもなさそうかな。
僕はAチームが写ってて活躍してくれりゃそれなりに満足できるので、出来はどうあれやっぱり楽しかったのは事実だけど、正直もうちょっと面白くなったんじゃねーの?という気はかなりする。
まあでも、しょせんジョー・カーナハンだしな・・・。
とりあえず、そんな映画としてイマイチなところをいちいち挙げていってもしようもないので、TVシリーズのファンとして、それ以上に「それはAチーム・ファンとしてどうなんだ」と思わされた気に入らないところをつらつらと書いてみます。
あ、ちなみに色々ネタバレ的なことも含まれますからね。
まあネタバレしたところで大して面白さ変わらないと思うけど(だってAチームの誰かが死ぬとか負けるとか、誰も思わんでしょ)。
まず気に入らないのは、今回お話がAチームが結成するまでの前日譚っていう根本のところ。
様々な特技を持つAチームの面々が団結して戦うのが面白い所なのに、全員が出会って揃うまで30分くらいかかるんですよ。
そんなの元のTV版だったら最初の1分半で済ましてるところだよ!
コングが実は最初は飛行機大丈夫だったとかね、そんなエピソードいらんつーの。
こっちはコングが、「俺は絶対飛行機なんか乗らねえ!」って暴れてるのに牛乳(睡眠薬入り)渡されると「おう!うまそうじゃねえか!」つってゴクゴク飲み干して即バタンキュー、っていう一連の所作が見たくて金払ってるんだよ!
そりゃ元特殊部隊の精鋭が飛行機乗れないってリアリティも何もないけどさ、そういうリアリティ設定はいらんのだよ。
で、話自体がそういうAチーム結成前夜の設定なので、当然TV版のように誰か困ってる人を助けるために戦うわけではなく、自分たちに着せられた濡れ衣を晴らすために戦うわけですよ。
2時間の映画でまとめるには濡れ衣晴らしの線だけで手一杯なのは分かるけど、やっぱ依頼受ける→戦う→悪い奴やっつける→MP登場→逃げる、っていう水戸黄門的展開が良かったかなあ。
貧しい靴磨きの少年がなけなしのお金で助けを求めてきて、コングがハンニバルに「十分だよなあ?」っていうエピソードとかね。
つーかTV版ではやたらと牧場を助けてた気がするので、なんでもいいから牧場出てきて欲しかったっすな。
あと今回コングとモンキーが活躍しなさすぎ・・・っていうか、フェイスマン活躍しすぎ。
元々詐欺の名手で女たらしっていうキャラだったのに、ものすごいタフなスーパーマンになっていて、アクション・シーンではほぼ主役。
銃とかガンガンぶっ放すし、しかもあまつさえ最後は作戦立案までしやがる。
フェイスマンは暴力嫌いなキャラじゃないと暴れまくるコングが目立たないだろーがー。
モンキーに至っては最後ほとんど座ってるだけだしさ・・・。
そんで最後の作戦は、絶対ハンニバルが考えなきゃだめでしょ。
ハンニバルがすげー適当な、どう考えても失敗するような作戦立てて、でもそれが何故か(主に敵がバカなため)成功するっていうのがAチームの黄金パターンじゃないか。
そういう意味では、序盤の方のアクション(『濡れ衣を着せられ当局に逮捕され・・・』の部分)は、ハンニバルの無茶な作戦っぷりが味わえてなかなか良かったんだけどねえ・・・。
あと細かいところを言うと、モンキーが精神病院脱出するのはアレじゃなくてフェイスマンが口からでまかせ言って医者を煙に巻くんじゃないとダメだろとか、リンチ大佐(今回MPじゃなくてCIAなので大佐じゃないんだけど)のキャラは、ルパンでいうところの銭形なんだから悪役にしちゃダメだろとか、コングのバン出て来なさすぎとか、コング牛乳飲まないのかよとか、コング工作あんまりしないのかよとか、まあ数え切れないほどあるわけですけど、いい加減キモイと思われそうなのでやめておきます。
まあ、何だかんだ文句は言ってるけど、一応吹き替え版も観に行こうと思ってますけどね。
吹き替え版でちゃんと「コング」「モンキー」って呼んでたら一気に評価上げるんだけど、まあ無理なんだろなー(『コング』と『クレージーモンキー』の呼び名は、日本版TVシリーズで勝手に付けた呼び名なのです)。
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」日本語吹き替えオープニング ver.2
結局これが一番いい。この雰囲気のまま映画が出来ていれば・・・。