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2015年観た映画まとめ

2015年12月31日 14:26

毎年恒例となっている今年観た映画のまとめですが、以前こんなツイートを見かけまして。
なるほど確かにそれもそうかもなあと思ったので、今年は単純なベスト10ではなく、部門別の賞形式で選んでみようかなと思います。
今までは劇場で観た映画限定で選んでいたのだけど、さすがにそれで部門別を選ぶと、同じ映画が何度も入ってしまう事になるので、今年はレンタルなどで後から追いかけて観たものも含めて選んでおります。
とか言って、選んでみたら結局同じ映画が何度も入ってくる事になってしまったのだけど...。

撮影賞
マリス・アルベルチ:『クリード チャンプを継ぐ男』

(次点)
エマニュエル・ルベツキ:『バードマン』
グリーグ・フレイザー:『フォックスキャッチャー』
ロバート・エルスウィット:『インヒアレント・ヴァイス』『ナイトクローラー』

『バードマン』の全編カットなしも凄いけど、まああれはCGを駆使してますからね。
『クリード』の気合と根性だけでやり遂げた、控え室でのやりとりからリングに上がって2ラウンド戦うまでをワンカットで追いかけた超長回しショットが素晴らしかったので、役者や他のスタッフ含めみんなの頑張りを褒めたいという意味でこちらへ。
単純に映像の美しさという意味では、ロバート・エルスウィットの2本が素晴らしかったです。
「ナイトクローラー」の美しすぎる冒頭映像はこちらで観れますよ。


美術賞
都築雄二:『バクマン。』

(次点)
コリン・ギブソン:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
デヴィッド・クランク:『インヒアレント・ヴァイス』
オリバー・スコール:『コードネームU.N.C.L.E.』
デヴィッド・サンドバーグ:『KUNG FURY』

美術賞はエンドクレジットの素晴らしさだけで『バクマン。』に決定。
あれは1コマずつ再生したくなるよなあ。
『インヒアレント・ヴァイス』と『コードネームU.N.C.L.E.』は、個人的に60~70年代が舞台設定の映像に弱いので、単純に見てて楽しかったという感じですかね。


脚本賞
ローレンス・カスダン/J・J・エイブラムス/マイケル・アーント:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

(次点)
ダン・ギルロイ:『ナイトクローラー』
リチャード・カーティス:『アバウト・タイム』
ピート・ドクター/メグ・レフォーブ/ジョシュ・クーリー:『インサイド・ヘッド』
ジェーン・ゴールドマン/マシュー・ヴォーン:『キングスマン』

まあ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の脚本が素晴らしかったかと言うと別にそういうわけでもないんだけど、これだけ世界中に面倒くさいファンが大量にいるシリーズの新作で、それなりにファンが納得する形で旧シリーズに目配せしつつ、新しいキャラクターを魅力的に描くのに成功していて、やっぱりそれは凄い事なんじゃないかなあと。
世界一プレッシャーのかかる脚本を仕上げた事への、お疲れ!という意味を込めて。


主題歌賞
ウィズ・カリファ「See You Again (feat. Charlie Puth)」:『ワイルドスピード SKY MISSION』

(次点)
ジョン・ウィリアムズ「スター・ウォーズのテーマ」:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
ビーチ・ボーイズ「素敵じゃないか」:『ラブ&マーシー』
N.W.A.「ストレイト・アウタ・コンプトン」:『ストレイト・アウタ・コンプトン』
CAN「VitaminC」:『インヒアレント・ヴァイス』

これはもうダントツで『ワイルドスピード SKY MISSION』主題歌。
未だにPV観るだけで泣けますわ。
というか『ワイルドスピード SKY MISSION』という映画自体、実際のポール・ウォーカーの死というものを踏まえたお見送り映画なわけで、賞とかランキングとか関係なく心に残る1本なのです。
お前ら人の葬式にランキングとかつけるのかよ、と。


助演女優賞
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

(次点)
レベッカ・ファーガソン:『ミッション・インポッシブル』
レネ・ルッソ:『ナイトクローラー』
アリシア・ヴィキャンデル:『コードネームU.N.C.L.E.』
ヨーランディ・ヴィッサー:『チャッピー』

以前からTwitterで何度も言っているのですが、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で私が一番好きなシーンは、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー演じるスプレンディドが、イモータン・ジョーに銃で狙われたフュリオサを身を挺して守るところなのです。
あとは『ナイトクローラー』のレネ・ルッソの年齢による衰えを隠さない覚悟にも、グッときました(そういう趣味ではないです)。


助演男優賞
アイス・キューブ:『22 ジャンプストリート』

(次点)
ジョン・ボイエガ:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
J・K・シモンズ:『セッション』
シルベスター・スタローン:『クリード チャンプを継ぐ男』
ニコラス・ホルト:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

『22 ジャンプストリート』のアイス・キューブ、今年映画を観て一番笑ったので。
『ストレイト・アウタ・コンプトン』を観てから観ると、なおの事味わい深いかもしれない。
あとスタローンの渋みある助演っぷりは、アカデミー賞だってひょっとするとひょっとするかも知れない名演なので、みんなバカにせず『クリード チャンプを継ぐ男』観に行こうぜ。


主演女優賞
キーラ・ナイトレイ:『はじまりのうた』

(次点)
グイ・ルンメイ:『薄氷の殺人』
デイジー・リドリー:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
シャーリーズ・セロン:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
レイチェル・マクアダムス:『アバウト・タイム』

『薄氷の殺人』のファム・ファタールぶりと迷ったんだけど、『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイが、今までにないくらい瑞々しくてかわいかったので。
恋愛映画にしてもいいような設定なのに、微妙にそうはならないストーリーもよかった。
歌声も良かったですね。


主演男優賞
ジェイク・ギレンホール:『ナイトクローラー』

(次点)
マイルズ・テラー:『セッション』
スティーヴ・カレル:『フォックスキャッチャー』
ベネディクト・カンバーバッチ:『イミテーション・ゲーム』
トム・クルーズ:『ミッション・インポッシブル』

どれも甲乙つけがたい名演ばかりで、マイルズ・テラーもドラム練習たいへんだったろうなあとか、近年のトム・クルーズのジャッキー・チェン化は頭おかしいなあとか、いろいろ考えたのだけど、やはりここは全然共感できない主人公を怪演しきったジェイク・ギレンホールさんに。
人間あんなに目を大きくできるんだなあというくらい目を見開きっぱなしなのに、何も見てなさそうな顔が素晴らしかった。
しばらくは彼が善人の役やっても、信用していいのかどうか判断に迷いそう。


監督賞
ジョージ・ミラー:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

(次点)
ダン・ギルロイ:『ナイトクローラー』
J・J・エイブラムス:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
ライアン・クーグラー:『クリード チャンプを継ぐ男』
ベネット・ミラー:『フォックスキャッチャー』

他にどうしろと?


作品賞
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

(次点)
『フォックスキャッチャー』
『イミテーション・ゲーム』
『ナイトクローラー』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

他にどうしろと?
V8!V8!

いや実際問題、10年20年経ったら、2015年はスター・ウォーズ新作が公開された年として語られそうじゃないですか(実際そうなんだけど)。
でもリアルタイムでは2015年はマッドマックスの年だったんですよー、という事を、どこかに記録しておかないと、自分も含めてみんな記憶改竄してしまうんじゃないかという気がしているので、ちゃんと書いておかないとという意味を込めまして、あえてのチョイスです。
あえてです。

以上。おしまい。
振り返ると今年は邦画が全然観れてなかったので、来年はもうちょっと行けるといいなあ。

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