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グランド・セフト・オートIVのラジオがすごいんですけど

というわけで、遅まきながらXBOXで「グランド・セフト・オートIV」をやり始めたのだけど、箱庭系というだけあってゲーム内で実際の生活さながらに好き勝手動けるわけですよ、これが。

街角でホットドッグ屋でホットドッグ買ったり、車でドライブしたり、電車に乗ったり、そこら辺の奴にケンカ吹っかけたり、車で歩道走って人を跳ね飛ばしたり(最後の2つは実際の生活じゃやらないけど)。
んで、車に乗るといくつかあるラジオ局から選局してカーラジオが聴けるのだけど、このラジオ局がどれもマニアックな選曲ばかりですげーんですよ。
ゲームファンにとっては別に今さらな事なのかも知れないけど、全然ここら辺疎かったのでちょっとびびった。

例を挙げると、「Electrochoc」という局だと大ベテランDJのFrancois Kが選曲していて、Simian Mobile DiscoやらJusticeやらPlaygroupがかかるし(Killing JokeやLiquid Liquid辺りのニュー・ウェーヴもちゃんと選んでるのが良いっすね)、ロック専門局に合わせればイギー・ポップがデヴィッド・ボウイやらブラック・サバスやら選んでるし(もちろんストゥージズもかかる)、「The Classics」ってヒップホップ専門局ではDJプレミアがオールド~ミドル・スクールのヒップホップ・クラシックをかけてるし、とにかくどの局も適材適所なDJを選んで気合入りまくった作りになってる。

その他ざっと挙げると、フュージョン専門局「Fusion FM」はロイ・エアーズ、アフロ~ファンク専門局「IF99」はフェミ・クティがDJ、本職のDJじゃないけど、カール・ラガーフェルドとジュリエット・ルイスもそれぞれディスコ、ディスコ・パンクっていうイメージ通りすぎる選曲をしてたりします。
ダンスホール・レゲエ専門局じゃボビー・コンダースがDJ、タフ・ゴング専門局はずっとボブ・マーリー流してるし、ハードコア専門局はゲームの舞台、リバティ・シティのモデルになったニューヨークのハードコア・シーンの名曲をかけてるしで、もう音楽ファンにとってはどれ聴いても楽しすぎる。

別にゲーム内の音楽なんだし、雰囲気にあった曲を作って流しておけばそれでいいんじゃないかとも思わなくもないけど(権利関係とか考えると気が遠くなる作業だろうしね)、他の部分の作りこみに見合ったレベルにしようとすると、ここまでやらないと気が済まなくなったのかも知れない。
ともかく、この尋常じゃない懲りっぷりが作品に対する信頼感を増させているってのは間違いない。
まあ、ただ単に制作者がサブカルチャー周辺に並々ならぬ愛情があるだけっていう可能性もあるけどな。

つか、個人的にはまさかゲーム内でテリー・ライリーとかフィリップ・グラスが聴けるようになるとは思わなんだ(アンビエント専門局なんてのもあるのですよ)。
ゼビウスのテーマ曲たて笛で吹いてた時代から遠くに来たもんだ。

11 Feb 2009 23:04

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