買ったものの記事
恩田陸 / 三月は深き紅の淵を
「三月は深き紅の淵を」という幻(という事に作中でなってる)の本をめぐる、4つの中篇からなる小説。
最初の章で、その幻の本の内容をざっと説明しているのだけど、この本自体がその説明に(ほぼ)沿った内容になっていて、しかも最終章が作者自身の主観で書かれた私小説風(という事に作中でry)の構成で、本編でも最後の章が主人公の作者の一人称で書かれてて、その中でまた「三月は~」を書きかけているという、どんだけ入れ子にすんねん、という面倒くさい形式の本でした。
めた・ふぃくしょんて奴ですか?
アマゾンの書評を眺めると、割と初期の頃の作品らしく(僕はこの人初めて読んだんで知らなかったすが)、その後の作品の断片がそこかしこに出てくるらしいのだけど、当然僕には分からず。
なんか、その構成ありきなところが若干鼻についたりもするし、他の作品を読んでリンクを埋めようという気にもあんまりならなかったけど、通勤時間の暇つぶしにはちょうど手頃な読みでなので(そういうのって結構ないので貴重っちゃ貴重)、そのうち何か他のも読むかも。
- このエントリーへのトラックバックURL
- http://www.midnightinaperfectworld.net/cms/mt-tb.cgi/270
javascriptが有効の場合、以下のアカウントを使用してログインが出来ます。






