Tortoise / Beacons of Ancestorship
2009年06月24日
ボックスセットとかボニー・プリンス・ビリーとの共作はあったけど、オリジナル・アルバムとしては5年ぶりの新作。
先行配信されてた「Prepare Your Coffin」が、B級ロックバンドがカバーするマハヴィシュヌ・オーケストラみたいな感じだったんであんまり期待してなかったんだけど、聴いてみたら意外と良かった。
サンバのリズム取り入れたりストレートにヒップホップっぽい曲があったり、今回は割とリズムアレンジに主眼を置いた作りの曲が多いのとギターの比重が大きいってのもあって、全体的に過去最高にロック寄りなアルバム、かな。
6曲目なんかハードコア・パンクみたいだし。
トータスと言えばミックスで音いじりまくって切り貼りしまくって、っていう音響工作的な部分が特徴だったと言うか、必ず触れられる部分だと思うんだけど、今回はそういう編集作業は控えめで、録音したまんまのストレートなアレンジがほとんど(まあ、この人たちにしては、ですよ)で、ある意味トレードマークといえるビブラフォンもほとんど使ってないんで、そうとう印象が違う。
初期の頃のアルバムが好きな人だと付いていけないって人も、もしかしたらいるのかも知れないなー、などと思ったり。
まあそういうストレートな作風というか、バンド・サウンド主体のエッジの立った音作りは、最近のBattlesとか辺りのマス・ロック勢からの影響なのかも知れないけど、中途半端なそこらのバンドなんかより全然格好いいと思うし、これはこれでありだと思いますけどね。
関連するかも知れない買ったもの
2011年10月15日
Calexico / Carried to Dust
[CD]
2009年01月25日