2014年に観た映画ベスト10

2014年12月29日

えーと、ほぼ1年ぶりの更新ですが。
というかもはやここ数年は年末に書いてるこのまとめ以外ほぼ更新してないブログなのですが(という言い訳も毎年書いてる気がする...)、今年も一応それだけは書いておこうかなと思いますよ。
というわけで、まずは2014年に観た映画まとめを。
例によって劇場で観た映画限定です。

数えてみたら今年は38本劇場で観ておりました。
去年よりは平日夜に観に行く機会が少なかったような気がするので、減ってるかなと思ってたんだけど、去年が32本だったのでちょっとばかし増えてるのね。
月平均だと3本以上観に行ってる計算になるので、まあ一般的な人よりはだいぶ多いとは思いますが、本当に好きな人は年間100本以上とか余裕で行ってるからなあ。
とてもじゃないが敵わないですわ。

思い出すの面倒&今年前半の方に観た映画はほとんどうろ覚え、という感じなので、それぞれ細かい感想は割愛。
良かった映画ベスト10は、こんな感じになりました。
いたって穏当な感じで面白みも何も気が...。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

正直観るまではアライグマ推しの宣伝のせいもあって子供向け映画かと思って舐めてたんだけど、超最高のエンターテイメント映画でした。
スペースオペラの楽しいところだけで出来た映画というか、早い話が辛気臭いジェダイとか出て来ないでミレニアム・ファルコン号だけ活躍しまくるスター・ウォーズって感じ。
それでいて最後は泣かせるのだよねー。
監督の前作「スーパー」が大好きだったので、今作の大ヒットでようやく世間的にも復活出来たのも、また映画と同じく負け犬たちの起死回生って感じで、大変喜ばしいではないですか。

6才のボクが大人になるまで

6才の男の子が成長して18歳で大学に行くまでのお話なのだけど、なにが凄いってこれ、普通だったら子供時代は子役、成長してからは別の役者が演じるところを、本当に12年かけて同じ役者が演じているのを撮影しているのだよね。同じくリンクレイター監督によるビフォア~シリーズ(同じ俳優が9年ごとに同じ役柄のその後を演じる)も凄いと思ってたのに、その間にこんなの作ってたとは。
すごく印象的な脇役たちが、でも次の年になるとまったく出てこなくなるというのが何度も続くのだけど、ああそういえば自分も過去を振り返ってみるとそんな感じだよなあ、なんて思ったりします。
観た人だれもがその後が気になってしまう、中盤に出てくる兄妹も心に残るけど、個人的には最初の引越しの時チャリンコで車を追いかけて見送ってくれた友人が印象的。自分もああいう事した経験あるのでね。
あと不意に出てくる配管工のエピソードが、本当に不意なだけに余計感動的なのも、実際の僕らの人生のようで素晴らしかったなー。

この1、2位は正直どっちが1位でもいいくらい、どっちも大好き。

LEGOムービー

日本語吹き替え予告編は最悪の出来だけど、映画は最高の出来(吹き替えがヒドイのは予告編だけで映画自体は吹き替えもマトモでした)。
英語版だと主人公の声をクリス・プラットが演じていて、GoGと並んで今年は彼の当たり年ですな。
まあどっちも日本ではヒットしてないけど...。
レゴブロックを題材に3DCG映画という完全子供向け企画だけど、ギャグは結構ブラックだし元ネタも大人向けだったり(バットマンとかスーパーマンの小ネタがガンガン出てくる)で、大人も十分鑑賞に堪えられる出来。
ていうかこれ、終盤にあるかなり掟破りな展開を考えると、どちらかというと大人に向けた話だったりもするんだよねー。
中盤で出てくる、自由に作る事も素晴らしいけどルールを守る事も大事でどっちも重要、みたいな話も、自由の素晴らしさばかりにテーマが傾きがちなこの手の映画では珍しく大人な結論で、サラリーマン的にはグッときますわな。
劇場では子供に囲まれて号泣しておりましたよ。

エクスペンダブルズ3

スタローン隊長による大きなお友達向け筋肉バカ総進撃映画。
テーマとかプロットとかそんなん知らんわ!とばかりに筋肉自慢たちが次から次へと現れるお祭映画。
やはり今作はメル・ギブソンとウェズリー・スナイプスの参加が嬉しいですな。
W・スナイプスの「お前何で刑務所にいたんだ?」「脱税だ」という人生を張ったギャグとか、この人でないと出来ないネタの応酬(ハリソン・フォードの得意技がヘリ操縦とか)で、観てる間中ニヤニヤしっぱなしの幸せな2時間。
あと毎回このシリーズは豪華キャスト見せるだけでなく、スタントシーンも気合入ってるので、それも楽しいのだよね。

ゴーン・ガール

ついこないだ観て来たばかりなのだけど、やっぱりこれはベストに入れざるを得ないでしょう。
しかしまだ公開中な上に内容が内容だけに、何が面白いのかほとんど言えないよなーこれ。
中盤に出てくる「ええ!?そういう話!?」というストーリーが一気に転換するところとか、終盤のトンデモ展開とか、観た人とは色々話したい事あるのになー。
というわけで大変面白い映画なので皆さんとっとと観に行ってください。
あ、でもデートでは行かない方が良いと思います。

ウルフ・オブ・ウォールストリート

3時間もある長い映画なのに3時間ひたすらずっと笑いっぱなし。
ディカプリオは今作でノミネートされていたアカデミー主演男優賞をまた逃したけど、こんな頭をヘロインの山に突っ込んでるか女の股に突っ込んでるか金の山に突っ込んでるかしかない下品な映画じゃ取れないだろ!超熱演で最高だけど!
しかし本当に誰一人共感出来る人物が出てこなくて、現実には一切関わりたくないクズを描いた映画なのに、なんでこんなに面白いんでしょうかね。
ディカプリオの足芸も最高だけど、個人的には死にかけのジョナ・ヒルの演技が最高でした。

そこのみにて光輝く

地方都市の貧困層のヤバさと、どうやってもそこから抜け出せそうもない閉塞感が詰まった、超ヘビーな傑作。特に池脇千鶴の地方都市の風俗にいそうな佇まいや、高橋和也の地方都市にいそうな小悪党感など、とにかく役者陣がみんな素晴らしいですね。
あとあの地獄の中で一瞬だけ希望が現れるかのようなエンディングの素晴らしさは、今年観た中でも随一ではないかなあとか思ったり。

グランド・ブダペスト・ホテル

いきなりなんですが、僕は世間で評価されてるほどウェス・アンダーソンをあんまり評価してなくてですね。まあオシャレすぎて何だこの野郎!みたいなやっかみが半分くらいあるのは自覚しておりますが、どうもあの完璧に作りこんだ画作りがいまいちピンとこず。ああいう事やるならスチル撮影の方がいいんじゃないのー?なんて言ってたのですが。ですが!
あんまり皆が褒めるから観たのだけど(というかW・アンダーソン映画はだいたいそのパターン)、これが本当に素晴らしくてですね、もう参ったごめんなさいという感じ。
基本やってる事はこれまでと一緒で、相変わらずとてつもなくキュートでオシャレな画面なのだけど、何が違うかと言えば今作に限っては、そのオシャレである事や品位を保つ矜持みたいなものが、直接映画のテーマと結びついていて、そこが感動的なのだよね。
ナチスや軍隊や戦争の何がダメってオシャレじゃないし下品だからダメなんだよ、という。
まさかW・アンダーソン映画で泣かされるとは思わなかったよ。

her/世界でひとつの彼女

スマートフォンにインストールされた、声だけの人工知能型OSと恋に落ちる男の話。
相手が人工知能で声だけの存在という特殊さはあるけれど、ストーリー自体はいわゆる恋愛ものの定石通りともいえる展開で、最後のSF的展開も恋愛に置き換えて考えるととても切ないのよなー。
どちらかというと、男のダメっぷりが際立つ映画なので、女の人が観るとまた違う感想がありそうな気がしなくもないですが。
どうでもいいけどスカーレット・ヨハンソンの声、普通に話してる時から吐息が漏れて妙にセクシーで、全然OSに向かないと思います。

プリズナーズ

ヒュー・ジャックマンが突然失踪したわが子を探すスリラー。内容よく知らないまま観に行ったんだけど、これがなかなかの拾い物で良かったです。
わが子を探すためとはいえ、容疑者を監禁して凄惨な拷問を加えるヒュー・ジャックマンの暴走っぷりがまったく共感できないくらい凄いのだけど、結果的にはその暴走っぷり以外真相に行き着かないのだよねー。
まあ映画単体としては、他にもっと良いと思ったものも実はあるのだけど、監督のドゥニ・ヴィルヌーヴという人の名前を覚えられたという意味で、入れておこうかなと。
きっとそのうちすごいの撮ると思うんだよなーこの人。

次点で「ワールズエンド」「アクト・オブ・キリング」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」辺りかな。あーでも「ダラス・バイヤーズ・クラブ」も「ジャージー・ボーイズ」良かったしなー「イコライザー」も拾いものだったしなー「かぐや姫」も観たの今年だしなーあーあー、...とか考え始めるとキリがないのでやめておきます。

あと、その他に観た映画一覧はこんな感じ。
もしかしたら「ベイマックス」を年末最後に観て、1本追加になるかも知れないけど。

  • かぐや姫の物語
  • 麦子さんと
  • 大脱出
  • ビフォア・ミッドナイト
  • オンリー・ゴッド
  • アメリカン・ハッスル
  • スノーピアサー
  • ダラス・バイヤーズ・クラブ
  • ラッシュ/プライドと友情
  • キック・アス/ジャスティス・フォーエバー
  • それでも夜は明ける
  • ローン・サバイバー
  • 17歳
  • アデル、ブルーは熱い色
  • ある過去の行方
  • ワールズエンド
  • アクト・オブ・キリング
  • インサイド・ルーウィン・デイヴィス
  • X-MEN フューチャー&パスト
  • ゴジラ
  • オール・ユー・ニード・イズ・キル
  • 複製された男
  • トランスフォーマー/ロストエイジ
  • ジャージー・ボーイズ
  • イコライザー
  • インターステラー
  • ザ・レイド GOKUDO
  • フューリー

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